カヤック合宿5日目
今日は、カヤック合宿5日目について書こうと思います。
前日は、荷物がびしょぬれになってしまったため
テントとテントの間にロープを張ったり
他の人が張ってくれたロープを借りて
服やタオルを干していたのですが
すぐに日が落ちてしまったので全く乾かず・・・。
朝も、ちょうど私たちのテントのところは
山に隠れて日陰になっていました。
先生のテントはちょうど朝日の当たるところに
立ててあり、服もすっかり乾いていたようです。
さすが、キャンプ上級者は違いますね。
ファストフードの店で、ビッグサイズの紅茶を買い
パンとチーズで朝ごはん。
やっと夏らしい天気になってきたようで
朝から太陽がガンガンと照りつけていました。
川のそばで、昨日のメンバーと喋りながらの食事。
なんだか腕がむずむずしたので見ると・・・
あれ?腕のホクロが2つに増えてる?
よーく見てみると、それは小さな虫でした。
ガイドブックか何かで読んだことがあるのですが
チェコの山に登る際は、山ダニに注意しなければいけないそうです。
チェコの山ダニに食われると、死に至る場合もあるからです。
そんな事を思い出して震え上がる私。
必死で息を吹きかけたり
指でさわったりしましたが、びくともしない!
「ねえこれ!何!?どうしよう!」
と訴えかける私に気づいた
ジェシカ、バーラ、マルティーナ。
するとジェシカが
「私、皮膚ごと切りとるやつ持ってきたよ!」
・・・青ざめる私。
すると、いままで無口だったマルティーナが
「ちょっと待って」
と手持ちの袋をごそごそしはじめました。
なにが出てくるんだろうと待っていると
「オペをはじめます♪」
出してきたのは、保湿クリームと綿棒。
「手を出して」
「な、何するの!?」
「オペ♪」
楽しそうなマルティーナ。
私の腕についたダニに・・・
綿棒でクリームを
ちょいちょいっと塗る。
そしてちょっと放っておいたあと
また綿棒で、クリームを拭い取ると・・・
おおおっ!
きれいさっぱり!
「えーっ、こんなので取れるの?
あたし、皮膚ごと切り取る方法しか知らなかった!」
とジェシカ。
「山ダニに食われたら、ムリヤリ取ると頭が残っちゃうけど
油分のあるものをダニに塗ると、ダニは死んで
皮膚からはなれるのよ♪」
とマルティーナ。
ひたすら関心する、ジェシカと私。
マルティーナのお母さんはお医者さんなのだそうです。
それ以前にチェコ人はみんな
こういう場合の応急処置を知っているようですね。
私ひとりだったら何もできないところでした。
ジェシカと2人きりだったら
皮膚を切り取られるところでした。
あぶないあぶない・・・。
とりあえず、私は生きてますが
これからチェコの山に散策に行く方は
山ダニにお気をつけ下さい。
山ダニよけのスプレーなども売られているそうです。
カヤックは大したニュースが無いので飛ばして・・・
この日着いたキャンプ場は、前日のキャンプ場よりも
あっさりとしたところでした。
人も少ないし、ファストフードの店はとても小さく
トイレもぼっとんタイプ。
合宿も5日目に突入したということで
私たち生徒は疲れきっていました。
何人かの元気な生徒たちは
どこかのバーへ出かけましたが
ほとんどの生徒はキャンプ場で過ごしました。
私はチェコの伝統的な(?)ファストフード
“クロバーサ”という
大きなソーセージとパンのセットを買い
そしてスープも頼みました。
すぐに食べ終わってしまい
まだ物足りなかった私は
再び同じメニューを注文。
お店のおばちゃんには
「おなか、すいてるのねぇ」
と言われてしまいました。
さすがに食べ過ぎて動けなくなってしまったため
草むらに寝転がっていたら
トマーシュが
「何を食べたの?」
と声をかけてきたので答えると
「うっわ」
と言われました。
その場で私たちの会話を聞いていた男の子は
「俺たちみたいなのは平気だけど
この子にとっちゃカヤックって本当にきついだろうから
だからいっぱい食べなきゃいけないんだろうな。」
と言っていました。
確かにこの中で私が一番ひょろひょろだったのです。
ヨーロッパ人は女の子もたくましい体をしているのですが
私の体は本当に筋肉がついていないので
きっとみんな
「なんでこの子は合宿に来たんだろう、大丈夫だろうか・・・」
と思っていたことでしょう。先生も含め。
しかし本当にきつかったんです。
“クロバーサ”って、油っこくて、ソーセージも安物だし
もともと苦手だったのですが
あの時は本当においしく感じました。
もう、体の底からエネルギーを欲していたんでしょう。
キャンプファイヤーを囲み、みんなでおしゃべりをしました。
みんなはお酒を回しのみしていましたが
私はさすがに遠慮しました。
眠くなって、一足お先に就寝。。
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明日はカヤック合宿6日目です。
憧れのチェスキークルムロフへ到着します!
チェスキークルムロフは、ユネスコ指定都市で
とても美しい街。
有名な画家、エゴン・シーレがこの街を気に入り
一時期滞在していた場所としても有名な街なのです。
芸術家としての魂をゆさぶられるような街に
いい刺激をもらいましたよ!
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